スジャータ婦人会 | Sujātā Buddhist Sisters

illustration: スマティ&ケーマ

今週の偈

「慈しみ」によるマネジメント

 ポイントは生命は単独で成り立っていないということから始まる。それで、その指揮者とか監督のもうひとつの大事な仕事が「慈しみ」なんです。それぞれの細胞たちとか、微生物たちとかが身体にはいっぱいいて、周りにもいっぱい人間がいて、他の動物や生き物がいて、そこでうまくコミュニケーションとらなくちゃいけない。マネージャーとか社長にならなくちゃいけない。自分が自分の社長なんですね。
だからマネジメント(管理)というのは欠かせない能力なんですね。そこでどうやってマネジメントするかというと、「慈しみ」が必要なんですよ。管理者が「これをやりなさい!」と言ってしまうと、やってくれないでしょ。慈しみで言ったら、やってくれますね。「仲間だから当たり前にやってあげますよ」と。だからいいマネージャーになる技はたったひとつで、それが「慈しみ」ですよ。そうすると身体のなかの臓器たちもうまく活動してくれる。人間もうまく働いてくれる。植物も反応してくれますよ。もうちょっとこうなったほうが格好いいのにと思ったら、そうなるんです。

アルボムッレ・スマナサーラ+ハナムラチカヒロ
慈しみ主義ーブッダの科学が描くもうひとつの地球 河出書房新社より

スジャータ婦人会 寺猫
スジャータ婦人会 寺猫
近日中の予定

近日中の予定

Schedule

スジャータ婦人会とは?

スジャータ婦人会とは?

About Sujātā Buddhist Sisters

女性のチカラは
絶大なのだからね。
ものすごく期待していますよ。

お釈迦様の時代から
釈迦牟尼仏陀が説かれた教えを
学び、理解し、実践し、
さらに伝道するという尊い目的を
様々な形で支援する為に、
「スジャータ婦人会」を発足します。
仏教教団は比丘・比丘尼・
ウパーサカ(在家男性信者)・
ウパーシカ(在家女性信者)の
四衆で構成されています。
仏教の修行・護持・仏道の
一切の活動において、
女性が担う役割は重要であります。

「スジャータ婦人会」発足を祝して(アルボムッレ・スマナサーラ長老)

「スジャータ婦人会」発足を祝して
アルボムッレ・スマナサーラ長老

アルボムッレ・スマナサーラ
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