今週の偈2026.7.13
生命力の漏電
生命力の秘密を憶えておいてください。皆さんの生命力という電池のエネルギーを漏電しないように生きてほしいのです。
どんな時に漏電するのかというと、まずこの「私」という言葉なのです。これは怖い言葉です。「私が、私が、私が」というふうに、いつでも思ったり、考えたりする度にエネルギーが消えていってしまう。 〜中略〜
ですから、「私」という言葉は使わないこと。憶えておいてください。それで上手くいきます。「私はいま、ひどく悩んでいます」とは絶対に言ってはいけません。
「この田中が、コイツが悩んでいる」と。むちゃくちゃ悩んでいたとしても、バカバカしくて、恥ずかしくてたまらない、というふうに自分を第三人称にするのです。秘訣は「私は~」という主語を使わないことです。
皆さんも発表などが当たると、緊張したりするでしょう。これから試験もあるでしょう。緊張したときに「私が」ではなくて、「(自分の名前)が緊張して恥ずかしいな」と一言いったら消えます。これはとてもいい訓練になります。
この、「私は」という言葉を使わない方法を応用して、日記を書くときでも、自分の名前とかあだ名とかを使って、「~さん・~くんは・・・・・・です」と書いてみてください。問題は全部消えていくのです。それは仏教で「自分を客観的にみる」、科学者のように客観的に見るという方法です。
アルボムッレ・スマナサーラ長老
教えて、お釈迦さま 日本テーラワーダ仏教協会より
