2025年11月茶話会レポート
〈開催日時〉 2025年11月2日 20:00~21:40
〈テーマ〉 焦って失敗したこと
〈テーマ設定理由〉
9月の茶話会で「急いでいるときはすでに怒っている」という話があった。日常的に起きる「急ぎたい気持ち」「焦り」から、自分自身の「期待」や「執着」を探すワークができると考えた。
〈参加人数〉 18名
〈当日の流れ〉
1. 読経・慈悲の瞑想
2. 全体会(自己紹介+焦ったエピソード1つ)
・エピソードは「炊事」「病院」「遅刻」「転倒」「日付間違い」「運転」「アプリ」「忘れ物」「勘違い」「子育て」など具体的で日常的なものが多かった。
・仕事や子育ての卒業生からは「焦ることがなくなった」という声もあった。
3. ブレイクアウトルーム説明
・名前と焦ったエピソード(できれば二つ目)を伝える
・他の人は「〇〇を期待していたんですか?」とたずねる。
・本人が「そうそれ!」と思ったら正解。
・なかなかでなかったら三つ目のエピソード
・できれば「どうしてそう思うんだろうねぇ」と深ぼり
4. ブレイクアウトルーム
・4名×3班、3名×2班、合計5班に分かれる。
5. シェアリング
・各班、参加者全員にミュートをはずして報告に参加してもらった。
1班:座る瞑想は苦手なので歩く瞑想や日常生活での瞑想を行っている。焦っているときは現実ではなく妄想papañcaを見ている。気づいてないから失敗する。
2班:子どもに対する期待で焦る。執着とわかってはいるがやめられない。
3班:焦りには「欲バージョン」もある。妄想をどうやってとめるか。
4班:全体会の話題をプラス思考の文脈で読み直す。現象としては「失敗」だが、意図は良いものだった。
5班:短期的に見れば失敗は失敗だが、時間の区切り方を変えると、失敗は失敗ではなく「経験」になる。
6. 感想
・シェアリングを聞いて感想があれば出してもらう。
・焦りから起きる恐怖心について話したいと提案があり、次回のテーマとした。
7. 回向の文
🔸次回茶話会は12/7(日)20:00~ テーマは「恐怖心について」です。
参加してくださった皆様ありがとうございました。
またのご参加をお待ちしております。
生きとし生けるものが幸せでありますように
