今週の偈 2026.08.10
反省は悩むこととはなんの関係もない
「反省」とは、問題点を見いだして解決することです。人生にはうまくいかないことが山ほどあるので、私たちはその一つひとつをきちんと反省しなければいけません。
反省するたびに人は成長します。反省はその意味を理解していれば、とてもためになることなのです。しかし、それを理解しない人は、「反省しなさい」と言われると、自分のプライドが傷ついたと思って落ち込み、悩むのです。
問題をきちんと理解して、やってしまったことはすんだこととしてきっぱり諦めて、次の行動への反省とするならば、それは決して逃げではなく、積極的に行動したことになるのです。
テーラワーダ仏教では、「反省」と「後悔」を心理学的にきちんと二つに分けて考えます。「後悔」は、人が絶対にしてはいけない危険な行為です。。。。後悔とは悩むことです。。。。。何があっても、悩むことは無駄です。私たちは目の前にある問題に対処しなければいけないのです。
アルボムッレ スマナサーラ
不安なこの世を生き抜くために PHP 2011より
