寺子屋スジャータ

今週の偈 2024.8.12

心清らかにする道 (4/4)

Lobhaṃローバン(誰もが知っている欲のこと)

Pāpakha(その他の不善感情)

修行する人は、その都度現れる煩悩を戒めていきます。しかし、貪瞋痴はさまざまな形で現れます。解脱を目指す人は煩悩をすべてまとめて観察したほうが結果は早いのです。煩悩を集約した単語として再び「渇愛(taṇhā)」という言葉が出てきます。最初は「革紐」という単語を使いましたが、最後に専門用語を用いて、「渇愛を根こそぎに断つべきである(Samūlaṃ taṇhamabbuyha)と説くのです。このプログラムを実行する人こそが、罠から抜けられるのです。(evaṃ yātrā bhavissati)

アルボムッレ・スマナサーラ
『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』 サンガ新社より

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