寺子屋スジャータ

情報と自己管理

長老：難しい教えはひとまずおいておいたとしても、ブッダの教えは、やっぱり我々はたくさんの生命に支えられて生きているということなんですね。私が生きているのは、いろんなものの協力があって成り立っているということをよく理解しなくてはいけないんです。でも一方で自力でも生きなくちゃいけない。
これは運転と同じです。運転手は自分で運転しています。でもそれだけで運転は成り立たない。そこにはすごくたくさんのシステムが必要です。道路は必要だし、位置情報には、サテライト(人工衛星)まで必要でしょう。それはそれぞれ、すごく違う分野です。そういうものがあって運転は成り立たっている。しかし運転手にもすごい責任があるんです。全部そろっているからロボットが運転すればいいということにはならないんですよね。