今週の偈 2021.01.25
感じると同時に、渇愛が生まれる。ですが、渇愛は、いとも簡単にコントロールできるのです。何か触れて感じたからといって、それに流されて愛・欲を作らなければいいのです。渇愛さえ作らないようにしておけば、十二支の一つが消え、システムが丸ごと壊れるのです。ですからこの渇愛は、原因として大事なポイントだと考えられているのです。
アルボムッレ・スマナサーラ, 藤本晃
「ブッダの実践心理学―アビダンマ講義シリーズ〈第6巻〉縁起の分析」 p239 サンガ出版より