第4回 本編①
「律蔵」を読むのに、守らなければならない比丘の視点ではなく戒律を定めた釈尊の視点から見ると、戒律の意義が分かりやすくなるでしょう。仏教の戒律は、説法とは形を変えていますが釈尊の教えなのです。慈悲と悲しみの気持ちで、戒律さえも教えとして残してくださった経緯が戒律の制定エピソードから読み取れます。
Namo Tassa Bhagavato Arahato Sammā Sambuddhassa.
藤本先生の仏教講座
「律蔵」を読むのに、守らなければならない比丘の視点ではなく戒律を定めた釈尊の視点から見ると、戒律の意義が分かりやすくなるでしょう。仏教の戒律は、説法とは形を変えていますが釈尊の教えなのです。慈悲と悲しみの気持ちで、戒律さえも教えとして残してくださった経緯が戒律の制定エピソードから読み取れます。