今週の偈 2026.2.9
戒律は矛盾と向き合うためにある
スマナサーラ:たとえ個人で肉・魚を食べないということにしたとしても、ジャガイモやキャベツを食べているでしょうに。お米を食べているでしょうに。それも結局生きているものでしょう。石は食べられないし、砂は食べられない。とにかく栄養になるものは全部、なんらかの形で命なんです。それなのにお釈迦さまはなぜあえて「殺生をしてはならない」ということを言ったのか?そこで矛盾に出会ってほしいからなんです。
立松:ああ、そういうことか。
スマナサーラ:乗り越えられない矛盾があるんだと気づいてほしいんです。矛盾にぶつかったら、解脱するという概念が分かります。
立松:ああ、なるほど。ちょっと目が開かれました。そうですねえ。
アルボムッレ・スマナサーラ 立松和平
ブッダの道の歩き方 サンガより
